審美歯科
審美歯科とは
虫歯や歯周病といった歯の病気を治すことが目的ではなく、歯や口元の美しさに焦点を当てた治療の事です。
審美治療の具体的な内容としては、ホワイトニング、オールセラミック、部分矯正(インビザライン)などの治療があります。
補綴物の種類
セラミックインレー、
セラミッククラウン
メリット
- 天然歯にかぎりなく近い色なので目立たない
- 金属アレルギーの心配がない
- 生体親和性に優れている
- 変色がない
- プラーク(歯垢)が付着しにくく、虫歯になりにくい
デメリット
- 素材が硬いので、咬み合う歯を傷つけることがある
- 保険適応外のため治療費が高くなる
ジルコニアインレー、
ジルコニアクラウン
素材:ジルコニアセラミック
メリット
- 割れにくい・壊れにくい(人工ダイヤモンドと言われている)
- 体に優しい安全な材料
- 色が白く審美的
- 汚れがつきにくく、変色しない
デメリット
- 歯を削る量が少し多くなってしまう
- 研磨や調整が難しい
- 光を透過しないのでセラミックほどの透明感はない
- 保険適応外のため治療費が高くなる
ゴールドインレー
素材:金属
メリット
- 天然歯と同程度の硬さでなじみやすい
- 酸化しない
- 金属アレルギーの心配がない
- 寿命が長い(20年程度)
デメリット
- 保険適用外なので、自費治療となる
- 金属色が目立つ
メタルボンドクラウン
素材:
セラミックを張り付けた金属の被せ物
メリット
- 天然色と同じ色調で作ることができるので審美的に良い
- 強度が非常に高い
デメリット
- 保険適応外のため治療費が高くなる
- 色調はオールセラミッククラウンに劣る
- 将来歯茎が下がった際に、歯と歯茎の境目が見えてくることがある
- 金属を使用する分、セラミックやジルコニアよりも高額